■ 依頼主
■ どんどん、回復がおくれる。
依頼主
福岡県福岡市在住 40歳代 会社員
仕事が多忙で、一度手を付けた仕事を必ず最後まで終わらせようとするタイプです。
季節の変わり目、依頼主は仕事でストレスが原因の精神的な緊張による不調に悩んでいました。
首や肩がこり、頭痛が続き、眠りも浅くなっていました。
特に寝違えたような首、肩の痛みは、毎日ありました。
整体、運動、ストレッチなどを試したが、症状は年々ひどくなり、回復も遅れていきます。
加えてコロナ禍で生活の変化もあり、不調は一層深刻化していきました。
鍼灸治療も試したが、思うような効果が得られません。
■ 積極的である性格がゆえに
■ グルグル考えてしまっていました。
身体を改善するために
依頼主は、いろいろなことを試してみました。
でも、似たような治療を繰り返すだけです。
良くなったのか悪いままなのかをグルグル回るだけなのです。
一歩も前進ができなかったのです。
特に、寝違えの痛みが改善されない中、
テンションが下がり、落ち込んでしまった時、
依頼主は、頭の中でグルグル考えてしまいます。
「どういう治療が必要なのか」
「今後どうすればいいのか」といった、
将来に対する不安が心の中で渦巻き、さらに悪化していきました。
このような状態が依頼主の心の奥底で、
自分の常識を「一度、壊してみたら?」ということにつながっていったようです。
■ 依頼主は、大爆発したのです。
■ 自分を壊す決断をし、大爆発した。
自分の体に負担をかけすぎていたことに気づき、
「爆発する人」にならないと変われないと思い立ちます。
実際に病気になってみて、「心の奥底にある何かを壊す必要がある」と気づいたのだそうです。
改善しないのであれば、「今まで築き上げてきた自分を壊し続ける」必要があると考えたのです。
テーマは「爆発する」。
頭で予測せず、「今を楽しむ」「今を大切にする」ことに集中することで、力を取り戻そうと考えたのです。
“もう少し頑張ればできたかもしれない “と後悔しないために、
“これが最後のチャンスだ “という気持ちで前に進む “無謀な人 “になることが必要だったのです。
楽しくない人生なんて、真っ赤なウソ。
自分なりの基準を持ち、「自分を大爆発」させることが必要だったのです。
そして、
今の自分を壊す決断をし、大爆発します。
仕事が多忙で、仕事第一の完璧主義的な性格です。
「仕事よりも自分の身体」
「どんな治療でもしてやるぞ!」と
「さあ、どんな結果になるかおもしろくなってきた!」
と積極的に思うようになったそうなのです。
依頼主は、今まで持って、守ってきた常識をとりあえず壊していきました。
ひどい、怖い治療だったのですね。
しかし、それを乗り越えると「復活」することができた。
1年以上、以前にあった酷い寝違えは起きていない。
以前の依頼主は、仕事が忙しいからと、いつも一番に仕事を終わらせてしまうタイプでした。
しかし、自分のペースを保つことの大切さに気づき、
自分の体を傷つけた原因を理解できるようになりました。
頭で予測することなく自分のペースで生活することで、
ストレスを軽減し、人生で大切なことに時間を割くことが
できるようになったのです。
その結果、仕事もプライベートも充実した日々を送ることができるようになってきました。
自分の体と向き合い、自分のペースで生きると決めたことで、
ストレスや不安から解放され、今に集中し、楽しむことができるようになった。
今までの過去やこれからの未来にとらわれず、
今を生きることで、やりたいことを見つけ、
自分のペースで前進することで、
より充実した毎日を送ることができるようになってきています。
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