
咳き込むことで肩甲骨、背中が痛い
目次
■ 咳き込むことで肩甲骨、背中が痛い
■ 首コリによる息苦しさが根本の原因です。
■ 依頼主より聞き取り
30代 女性 公務員
職場は良い人も普通に多いです。
人間関係も決して悪くありません。
ただし、派閥があります。
わかりやすくいうとグループです。
グループとグループの間には、壁があります。
ミスをすると、他のグループのうわさになります。
おそらく悪いうわさです。
壁があるので、ハッキリとわからないことが不安感を増大させます。
ミスが続くと、自分のいるグループから追い出されてしまうこともあるので、人間関係には注意します。
■ =初診での私の印象=
依頼主(福岡県古賀市在住 女性)の仕事は、公務員(事務職)です。
パソコンで、書類を作成する仕事です。
周りと仕事の連携が求められるのは事務職の特徴です。
ミスについては、グループのうわさへ影響があるので周囲への気配りや配慮は前提の前提です。
パニック障害の兆候があります。
慢性的な息苦しさがあるからです。
計画通りに物事をすすめることがミスや失敗を避ける方法と強く思っています。
些細なトラブルが起こると、必要以上に自分の責任にします。
油断なく仕事をこなし、人間関係にトラブルが無いようにしているのです。
計画しすぎる性格。
計画につまづくと、咳き込みます。(2年前、コロナ感染症が流行する前向きの事象です。)
10分くらいを1日に2~4回程度。
こころの緊張が、身体の緊張につながっています。
首コリがあるのは、このためです。
ひどい首コリが、息苦しさにつながっています。
息苦しさが不安感を大きくしています。
治療の依頼は、肩甲骨・背中の痛みです。
生理前後でひどい腰痛と頭痛があります。
依頼主は、マッサージに行っています。
1週間に1回程度。
ほとんど効いていません。
■鍼灸治療を試してみよう
■ 心療内科の受診は避けたい。
依頼主は、年齢とともに任される仕事の量が増えていきました。
1週間に、1,2日、10分程度の背中の痛み、肩甲骨の痛み、息苦しさが4日程度続くようになりました。
マッサージ治療の回数を増やしても、改善は見られませんでした。
すでに、1年経過しています。
自分が「うつ病」「不安神経症」かも?と疑い始めます。
薬には、頼りたくないと思って心療内科を受信することは、避けていました。
クリアーボディ鍼灸治療院の受診のきっかけは、
・東洋医学で体質を改善すると治るのではないか?
・ツボを刺激すると治るのではないか?
ということで鍼灸治療をインターネットでクリアーボディ鍼灸治療院を見て選択しました。
■ 自分の身体に向き合う
■ 息苦しさが改善
治療期間は、3か月。
最初は、丁寧を心がけて、ほどほどに。
鍼の効果が強すぎて身体に負担をかけないためです。
徐々に身体は、鍼の強い効果に対して安定してくるので
最終的に、鬼盛りをしました。
最初に、首肩がとても固かったので
・1000本程度で、必要。
・改善がない場合、心療内科で薬の処方も視野に入れておくこと。
と伝えました。
この首肩、背中の筋肉の固さであれば、治せます。
治療は順調でした。
スムーズに治療できました。
4~500本程度で改善は5割以上でした。
仕事の中の咳き込む頻度と息苦しさは、改善しました。
1週間に必ず、息苦しさと咳き込み、背中の痛みはありました。
現在は、2週間程度の範囲で1回あるかないかです。
生理前後のPMSも改善。
頭痛は、起きないときもあります。
あるときでも、4割改善です。
■ その治療は、どんな効果があるのか?
■ 身体に余裕が生まれる。
固い筋肉を確実に柔らかくすることにこだわりました。
改善した理由は、「固かった。」ことです。
それは、簡単にできるようで、簡単にはできないことです。
依頼主の身体に余裕が生まれます。余裕が生まれだした時に、
次の様なことを伝えました。
入念な計画を立てたのに、
うまくいかなかったときには、笑ってみる時間を作る事。
笑える余裕が、次の完璧な計画につながります。
どんな仕事でも、自分を成長させるための「苦行」であり、「名誉」と感じています。
素晴らしい事です。
しかし、完璧を求めるのは、あなたの「正義」です。
あなたの考えを最大に尊重し、フォローします。
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師