
頭に厚い帽子をかぶったようになり思考ができなくなる ~心療内科に通院したが改善無し~
今回は、頭が重くなって、
何も考えられなくなる症状の改善についてです。
目次
■ この症状の「ベース・土台」にあるのは?
病院で筋弛緩剤を処方されます。
「血流が悪い」ので、薬が届きません。
「筋肉が硬く」なって毛細血管が閉じているからです。
効かないときがあるのです。
「筋肉が硬い」のは、血流が悪いことです。
血流が悪ければ、お薬はとどきません。
■ 診断はされますが・・・
■ その診断がしっくりと来ないのが特徴
緊張や、ストレスにより起こる頭痛は、
「緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)」、
「筋収縮性頭痛(きんしゅうしゅくせいずつう)」と呼ばれ、
頭部を重く締めつけられるような持続性の鈍痛を伴う頭痛です。
「でも、ただの頭痛ではないのです。」と訴えます。
何年も、毎日、頭痛があるからです。
薬も効果が無いですし。
■ 緊張型頭痛の特徴は、・・・・
■ 考えがまとまらなくなる。
「ギューッ」、「ジワー」と表現される締め付けられるような痛みを
「頭全体あるいは後頭部」に感じることが多いことです。
毎日、朝から晩まで続く「鈍い痛み」が30分~7日間ほど続きます。
この「頭痛」には、一般的に「めまい」や「肩こり」が伴うのが大きな特徴です。
考え、思考ができなくなるのです。
治らないのよ、この頭が重いのは・・
■ 試してみるべき可能性の高い治療法は?
■ 固い筋肉、肩・首・頭を緩めてみることです。完全に
鍼を使って、物理的に緩めます。
筋肉を柔らかくできれば、血流が回復します。
回復すれば、さらに筋肉が柔らかくなります。
神経の痛みがとれます。
根本的に治したいです。
■ 実際の治療では・・
◆年齢36歳 女性
◆家族構成 夫 子供2名
◆患者さんの訴え(本人談)
定期的に(1週間に1~2回程度)思考能力が低下する感じ、
目の前に厚い幕があったり、厚い帽子をかぶったような感じ。
仕事が一切できなくなる。
自営業なので本当に困ってます。
◆原因は?(本人が思い当たる事)
◆通院歴(本人談)
心療内科 通院して症状は変化がありませんでした。
■ 治療の経過
■ 各回の治療の様子
■ 1回目
食欲不振という訴え
■ 2回目
食欲不振が改善
でも食欲が戻ってきました。
まだ、時間はかかると思います。
■ 3回目
この日は治療の予約は無かったが、本人から
症状が出てとても辛いということで急きょ治療をした。
全身を治療した結果、治療時間内で改善。
治療している間にスッキリしました。
■ 4回目
1週間後、症状は、頭の額付近が一番重い症状が
あったが、現在の症状は、頭のてっぺんと
左のてっぺんに、最初に比べて移動した。
旦那さんより、調子が悪いときには、青白い顔をしていて、今は、赤みがある顔をしている。と言われた。
■ 治療後 ほとんど改善
額 0点 目の左前 2点 頭のてっぺんと全体 0~1点
どういうことでしょうか?
ありがとうございます。
■ 5回目
1週間後 再び症状が出たので急きょ来院
症状として
・首、肩がガチガチになった。
・人の話している言葉が、頭に入らなくなった。
・判断が出来なくなった。
・バタバタ何も出来ずに行ったり来たりするだけだ。
・朝、顔を青かった。
■ 治療後 ほとんど改善 1~3点(一番辛い時を10点として)
■ 6回目
1週間後 症状が出ていない。
体全体の調節と治療
■ 7回目
1週間後
本人談
・ぼーっとすることがない。
・足が浮腫んでいるときには、頭が重い。
足の浮腫についての治療を加えた。
■ 8回目
1週間後
本人談
・症状がでていない、非常に楽になった。
・気分を変えたいので、ファイシャル鍼灸をしたい。
フェイシャル鍼灸をする。
■ 9回目
1週間後
症状が出ていない。
■ 10回目
1週間後
本人談
症状がでていない。前にくらべると、かなりよくなっている。
厳しく採点して 0~2 だと思う(一番辛い時を10として)
ありがとうございます。
その「休息」の「タイミング」がとても大切です。
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師