
脊柱管狭窄症で、 「手術」をしたが、 足の「しびれ」と「冷え」が取れない
70歳代の女性(福岡県福岡市在住)の依頼。
数十年前から、足に「しびれ」、「痛み」、「冷え」がありました。
苦しみの末、腰の手術します。
診断名は、「脊柱管狭窄症」。
手術後。
杖をついて歩く状態です。
食品販売のお店を経営。
ストレスがあります。
自由に動けないからです。
手術に踏み切りました。
よくよく主治医と相談の上、
よい結果を半ば確約したような感じだったからです。
結果は、依頼主が期待したものではありませんでした。
目次
■ 手術をする意味はあるのか?
■ 手術をする決断は、あいまいな理由はダメなのです。
話し合いと、主治医からの手術の押し付けは違います。
手術することで、今の症状がすっかりと取れると思っていませんか?
「主治医が確実に治ります!」と言っていないのに。
■ 本日、1回の治療で足先が温まった例
しかし、足の「しびれ」と「冷え」が取れません。
という依頼主。
■ 結果、とても喜ばれて、治療した甲斐がありました。私も嬉しい!
「手術」をしたのに症状が良くならない理由は?
■ ぎっくり腰だからです。
しびれや痛みは、「筋肉」で神経が圧迫されるからです。
これを、ぎっくり腰というのです。
病院で、神経の圧迫の原因が「脊柱管狭窄症」と診断したら、原因は「背骨」です。
「背骨」が原因であれば、「手術」で治します。
脊柱管狭窄症は、手術でないと治りません。
背骨の中で、神経を圧迫は、手術が必要だからです。
リハビリでは、治りません。
「手術」して、症状が改善しないのは、「原因」が違っています。
骨が原因ではありません。
しびれ、痛みは残ります。
判断ミスです。
■ 手術をして治らなかった時には?
1 「手術」したところが原因では、無かった。
2 神経が何かの「圧迫」を受けている。
3 「自律神経」により神経の緊張で「血流不足」になっている。
■ どんな治療をすればよいのか?
■ きちんと病院で、検査する。
原因が「骨(脊柱管狭窄症・ヘルニア)」にあるのか、
「筋肉」にあるのかを、主治医に問いただしましょう。
「筋肉」の場合、硬くなったことが原因です。
固くなれば、「血流不足」を引き起こしています。
「血流不足」は「神経」に障害を起こします。
これが、「しびれ」の原因です。
このような「手術」や「リハビリ」で改善しない「しびれ」の原因は、筋肉に原因の可能性が高いです。
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師