
左腰から背中にかけてギックリ腰のような激痛がある患者さんの治療~福岡県福津市在住~
年齢60代
女性
福岡県宗像市在住
2日前に背中に激痛が走った患者さんの治療です。
治療の過程で、
【患者さん】:ほんとだわ!、・嘘みたい!・・嘘みたい!! ねえ!
と信じられない様子が記録されています。
動画とあわせて、東洋医学の治療の不思議さをご覧下さい。
背中の激痛 癌などの重大な病気との違いについて
クリアーボディ鍼灸治療院では、筋肉が固くなることで生じる神経痛の改善には、
たくさんの鍼と深い鍼をします。
それを、数回(多くの場合は、1~2回、多くても7回以内、1週間1回として1ヶ月程度)に
3割以上の改善が無ければ、病院で、画像診断をしてもらっています。
その理由は、それだけの本数と深さと時間をかけた場合、筋肉は物理的に
緩んでしまうはずで、その神経痛の原因が別にある可能性を示唆するからです。
ですから、腰の痛みに限らず、1ヶ月以上整体やカイロ、整骨、整形外科に通って症状の改善が無い場合、適切な診断を受ける必要が
あります。
主治医は、あなたです。お大事にされてください。
【私】:左の背中が痛い患者さんの記録です。
【私】:それでは正面ですね。
【私】:右のように身体をひねると、痛みが出るということですけどいいですか?
【私】:痛みが出ますか?今
【患者さん】:すごくというか・・
【患者さん】:痛みが強いですね。
【患者さん】:夜中におしっこに行ったときに感じたから
【患者さん】:湿布をした。
【私】:正面を向いてください。
【私】:厳しく、右を向くときの痛み始め。
【私】:ちょっとでもです。
【私】:痛み始めを確認したいので、ゆっくりと
【私】:右の方へ向いてもらってもいいですか?
【私】:もうそれで、痛みがでますか?
【患者さん】:やっぱりそうよね。こっち(右)とは、
【患者さん】:まるっきり違いますもんね。
【私】:そこで、でるんですね。 ・・うん
【私】:わかりました。いいですよ。
治療時間3分後
【私】:鍼を2本、ビーズを1個。
【私】:治療時間は3分ですね。
【私】:それでは、さっきみたいにですね。
【私】:右の方を向いて痛みの出るところで止めてみます。
【私】:どの辺から痛みが出ますか?
【患者さん】:また、やるんですか?
【患者さん】:【3分で何が変わるのか?という表情でした。】
【私】:はい。
【患者さん】:あ~、ここ痛いわ!こうしたら。
【私】:それで、どこに痛みがでますか?
【患者さん】:これ。
【私】:もう、痛みがあるんですね。
【私】:痛みの変化は、もう、全く無いのですね。
【私】:痛みは、変化してませんね?
【患者さん】:すごく痛いんじゃないんですよ。
【患者さん】:夜中は、「あっ!痛っ!」っていう感じだったの
【患者さん】:これは、ギックリ腰の様な感じの痛さっていうんですか。
【私】:今はどうですか?
【患者さん】:それが、あんまり無いですね。
【私】:さっき、鍼を打つ前と打った後では、・・。
【私】:もう一度、試して見ましょうかね。
【私】:では、痛みの出始めで止めます。
【私】:はい、横に向いてください。
【患者さん】:あら?だいぶん楽よ!
【私】:・・・・楽になったでしょ?
【患者さん】:楽になってる!
【患者さん】:・・どうしたんだろう?・・・
【患者さん】:ちょっと、待ってください!
【患者さん】:あら、楽になったちゃが。(楽になっちゃった。)
【患者さん】:痛かったけど、楽になったちゃが。(楽になっちゃった。)
【私】:おもしろいでしょ?・・うん。
【患者さん】:あら!・・下を見きらんから見らんけどね。
【患者さん】:ほんとだわ!、・嘘みたい!・・嘘みたい!! ねえ!
【私】:ホントですよね。
【患者さん】:意識したらね。ここにあるのかなという感じるくらいには、感じるけど。
【私】:厳しく採点してみましょうか?
【私】:ここに来る前の痛みを10としてですね。
【私】:今、ちょっと、動かしやすくなっているようなんですけれど、
【私】:僕に遠慮せずにですね。今の痛みの具合ですね。
【私】:今、来る前と治療した後では、痛みはどれくらい残っていますか?
【私】:一番強い痛みは?
【患者さん】:無いよ。そんなには・・・
【私】:ホントですか?
【患者さん】:今は・・・。
【私】:今、無いですね(笑)
背中の激痛のときによく言われる症状
・左の背中腰が激痛なのです。
・左の腰が腰痛になって、それが背中にまできて、ちょうど、ぎっくり腰と背中のような症状なのです。
など
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師