「ママ、今日は笑顔だね」 自律神経失調症の頭痛

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■ 頑張ることに疲弊した、マインドの伝道師

依頼主は、元ツアーコンダクターで、現在、コーチングをする仕事です。
毎朝、自己啓発書から活力を得て、
常に「どんな旅行行程もポジティブに!」というマインドで周囲を導く依頼主。
しかし、ある朝、その「ポジティブな仮面」の下から、
ズキズキと脳を突き刺す激しい頭痛になりました。

娘の心配に、
笑顔で「大丈夫」と答えても、
身体は悲鳴を上げ、クライアントへの言葉も詰まる。
その瞬間、依頼主は自己嫌悪と焦燥の渦に飲み込まれました。

総合病院での診断は「原因不明の自律神経失調症」。
ツアーコンダクター時代に培った即断即決のスキルが、
「曖昧な診断」に苛立たせます。
処方された鎮痛剤と安定剤は、
症状を一時的に抑え込もうとしますが、
身体の根本的な破綻には効果がありません。

依頼主の頭痛の原因には、
「過剰なポジティブ思考」がもたらした自律神経の疲弊という原因があるのです。

慢性的過負荷:
中学受験のサポート、コーチングセッション、日々のルーチン。
常にハイテンションを維持しようとする姿勢が、身体を緊張させる交感神経を過剰に刺激し続けました。

脳の過活動:
「これでいいのだ」「ラッキーシグナル」と常にポジティブに思考を変換する行為自体が、
脳に「過剰な情報処理」を要求し、休むべき時に休めない状態を生み出したのです。

鍼灸治療に関して
当初「非科学的で怪しい」という強い疑念がありました。
しかし、西洋医学の限界を感じ、他に頼るものがなくなった時、
依頼主は「体内の物理的なリセット」ということに賭けることにしました。

鍼灸は、思考ではコントロールできない深部の筋肉の硬直を直接やわらかくし、
自律神経を「休息」へと導くことで、この物理的な疲弊を改善することができます。

結果
鍼治療は、依頼主の身体の土台を整えることができました。
頭痛が消失し、体が軽くなったことで、
依頼主は再び自身のポジティブな性格を発揮することができるようになりました。

当院が目指すのは、単なる症状の改善ではありません。

鍼治療を通じて身体の「土台」を取り戻し、
依頼主が持つ「心の強さ」を最大限に発揮できる状態にできたことです。

 

■ 依頼主

依頼主は、お気に入りの占い師の教えを取り入れ、手帳に書き留めています。
元ツアーコンダクターです。
現在は、コーチングセッションを仕事にしています。
ポジティブなマインドが心情です。
娘の中学受験とコーチングセッションをこなす多忙な日々を送っていました。

ある秋の朝、いつものようにサプリを飲み、
娘に声をかけた直後、脳を突き刺すような激しい頭痛に襲われました。
数か月前から肩の張りはありました。
これほどの痛みは初めてでした。
娘の心配に笑顔で応じましたが、焦燥感がありました。

その日の午後、頭痛はピークに達し、
クライアントとのオンラインミーティング中に視界が揺らぎました。
言葉に詰まる事態となりました。
「私は、もっとできるはずなのに。」

総合病院でのMRIは異常なし。
医師からは「原因不明の自律神経失調症。ストレスが引き金」と診断されました。
曖昧な診断に苛立ち、処方された鎮痛剤と安定剤を手に帰宅。
娘の優しさに涙がこぼれ、自身の脆さに自己嫌悪に陥りました。

友人に依頼主が頭痛を打ち明けると、
「絶対自律神経! 鍼灸で劇的に変わるから行ってご覧」と言われました。

最初に問い合わせた鍼灸院(当院)では「当院は、最後の最後が良いですよ」と言われたので別の鍼灸院へ行きました。

依頼主は鍼に強い疑念を抱きつつも、
他に頼るものがなく、翌朝、鍼治治療院へ向かいました。
そこでは、足と手と肩に数本浅く痛みが全く無い治療をしました。
しかし、症状に変化はありませんでした。

その後、整体、カイロプラティックに行きましたが、改善がない状態でした。

それから、4ヶ月後、
「最後の最後の鍼灸院(当院)」へ来院しました。

症状が軽くなった時に、
娘から「ママ、今日は笑顔だね」と言われ、依頼主、本人が驚いたそうです。

自律神経失調からくる頭痛:自己診断シート

子供の問いかけに、心からの笑顔で応えられていますか?

  • 1.【表情】 鏡を見ると、眉間にシワが寄っていたり、口角が下がっていることが多い。
  • 2.【感覚】 頭を締め付けられるような圧迫感があり、思考が常にぼんやりする。
  • 3.【視覚】 以前より光に敏感になり、テレビやスマホの明かりが眩しく、疲れる。
  • 4.【動作】 首や肩が岩のように硬く、揉んでも叩いても感覚が届かない。
  • 5.【休息】 眠りが浅く、小さな物音で目が覚めてしまい、常に寝不足感がある。
  • 6.【気力】 以前なら楽しめていた趣味や外出が、億劫で仕方がなくなった。
  • 7.【感情】 家族に対して冷たく当たってしまい、後で一人で落ち込むことがある。
  • 8.【触覚】 頭皮をつまもうとしても、硬くて指が滑ってしまう。
  • 9.【呼吸】 胸が詰まったような感覚があり、浅い呼吸しかできていない自覚がある。
  • 10.【依存】 鎮痛剤を飲む頻度が増え、薬が切れることに強い恐怖を感じる。

解析結果:痛みの正体を知る

チェックが3つ以上ある方へ:あなたの身体は「もう限界です」と叫んでいます。

■ 東洋医学的視点:『肝気鬱結(かんきうっけつ)』

東洋医学では、感情のコントロールは「肝」が司ると考えます。過度な我慢やストレスにより「気」の巡りが滞り、上へと突き上げることで頭痛を引き起こします。これは、あなたが家族のために自分を後回しにしてきた「優しさの代償」でもあります。鍼によってこの気の滞りを解き放ち、全身を巡らせることで、心にゆとりを取り戻します。

■ 解剖学的視点:『神経伝達の物理的遮断』

慢性的な緊張により、首から後頭部にかけての深層筋肉が化石のように硬くなっています。これが自律神経の通り道を物理的に圧迫し、脳への正確な通信を妨げているのです。手技では届かないこの「物理的ロック」を、精密な鍼刺激によって解除します。筋肉が緩むと同時に、自律神経のスイッチが正常に切り替わり、自然な笑顔が戻ります。

私は、1回の治療で100本の鍼を打つことも厭いません。それは、あなたの笑顔を一日でも早く取り戻したいからです。
妥協のない治療で、あなたの「幸せな日常」を一緒に探しに行きましょう。