
重度 自律神経失調症の治療 「前向きになれないことも認めることが大切」
■ 重度 自律神経失調症
依頼主より
40代 女性 事務職
どうしても前向きになれません。
前はなれていたと思う。
毎日の生活に楽しいことはない。
つらいことからすぐ逃げようとする。
逃げた時には楽だが、
結果、将来に希望も感じられなくなった。
身体も言うことをきかなくなった。
。
■ 初診での印象
■ 自分を後回しにしているのです。
依頼主(福岡県福津市在住 女性)の仕事は、事務職です。
パソコンとにらめっこしながら、書類を作成する事です。
周りと仕事の連携が求められます。
ミスが許されないのはもちろん、「周囲への気配りや配慮」が、絶対のルールです。
仕事の進み具合をそろえるために、
どんな小さいことでも
いつでも、
同僚の反応や対応に自分の心を砕くことになっています。
自分のことを後回しになる。
身体の不調も後回しにされる。
他人を尊重しすぎる性格。
「慎重派」なのです。
それゆえ、自分の症状については、後回しにして一旦不調になると不安が強くでます。
仕事中に首肩が、硬直しだすと指先が動かなくなります。
自分の無理のしすぎに気が付かなくて悪化を続けています。
普通に話せるのは、無理をしているからです。
依頼主は、首肩こり、腰痛でマッサージに行っていました。
首肩こりの原因は、背中のゆがみでそれが、腰まできていると言われいます。
1週間に2、3回マッサージに行っています。
マッサージを受けたその日は楽になります。
翌日にはつらい症状がでます。
翌々日には、その症状を取るために、マッサージへ行くことを繰り返しています。
■ 鍼灸治療を試してみよう
■ 薬には頼りたくない。
依頼主は、 「このままで大丈夫なのか?」不安になります。
マッサージを繰り返さないと生活そのものができなくなるのではないか?と考えたからです。
すでに、2年以上も経過しています。
このままでは、薬に頼らなくてはならなくなる。
それは、避けたい。
ツボや経絡(けいらく)で自分のエネルギーを整えることで身体が楽になるかもしれない。
鍼灸治療は、「痛くて、恐ろしい治療」でありそうだけど、東洋医学で身体に優しいはず
ということで鍼灸治療をインターネットをクリアーボディ鍼灸治療院を見て選択しました。
■ 気にしていた痛みは許容範囲 自分の身体の事がわかってきた
■ 原因は、筋肉が固いことだった。
治療期間は、2か月。
最初は、丁寧を心がけて、ほどほどに。
最終的に、鬼盛りをしました。 ・・・・
最初に、首肩がとても固かったので
・1000本程度で、必要。
・改善がない場合、病院で精密検査をすること。
と伝えました。
この首肩こりが、筋肉の固さであれば、治せます。
原因が別のところにあれば、治らないからです。
治療は順調でした。
スムーズに治療できました。
7~800本程度で改善は7割以上でした。
仕事中の指先が引きつって何もできなくなることは無くなりました。
■ その治療は、どんな効果があるのか?
■ 自分の身体に必要なことを確認できる
マッサージ治療の先生は、「身体が歪んでいることが原因だ」と言った。
「ただ単に、首と肩の筋肉が固かった。」ということです。
身体を治すために必要だったことは、固い筋肉を柔らかくすることでした。
それは、簡単にできるようで、簡単にはできないことです。
治療効果は、しっかりと見極める必要があるのです。
首、肩が柔らかくなると、依頼主の身体に余裕が生まれます。
余裕が生まれだした時に、
次の様なことを伝えました。
自分の正直な気持ちに向き合う。
前向きになれないことも認める。
それは、 敗北ではありません。
この時間は、自分に必要なことにフォーカスする良い機会です。
不必要なことは、いきなり切り捨てる事はできません。
自分に余裕が無い時ほど、「仕事」と割り切っていくポイントを見つけ出すことが大切です。
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師