乳がんを見逃された依頼主たち

今までに、5名の方をみつけたことがあります。
乳がんを見つけたのです。
腎臓がん、卵巣がん、子宮がんもあります。
珍しいのは、肺がんが、髄膜に転移しているがんも見つけたことがあります。

私の治療院は、人通りゼロの珍しい場所にあります。
おまけに、住宅街の中で看板は出ていません。
普通の人には、知られたくないのです。
初診の依頼では、ナビでも場所がわからずに電話をする依頼主もいます。

そんな普通でない場所にみえる依頼主は、重症でどこに行っても治らない普通ではない方ばかりです。

どこに行っても治らないので、
どこでもしている治療は、最初から通用しません。
通用しないので、
どこでもしていない治療をするのです。
鍼を鬼盛りにします。

筋肉を物理的に柔らかくします。
鍼の本数を多くすることが必要なのです。
筋肉の固さが原因であれば、症状が必ず変化します。

■　良くも悪くも変化することが大切です。

整形外科、整骨、カイロ、整体と半年以上渡り歩いて、
私の治療院に来る・・
鍼を山盛りにしても違和感が変化しません。
違和感が変化しないのは、異常です。
■　筋肉の固さが原因であれば、違和感は変化するはずだからです。

私は、病院へ行って「乳がん」の検査をしてくださいと言いました。
結果、「乳がん」でした。
半年間、その依頼主を治療した人たちは、誰も「乳がん」を疑いませんでした。
「乳がん」かもしれないと疑う余裕が、お金儲けのために使われたのです。

生き残ることは、叶いませんでした。

世の中にある沢山の治療方法は、
治療者の目線です。

お金儲けの目線です。

楽な治療は、魅力的に引き込まれやすいのです。

本当は、楽な治療は、ありません。
ということを忘れさせてしまいます。

とても注意が必要なのです。