
自閉症スペクトラムの治療とは、なんだろう?
自閉症スペクトラムを治療する・・・難しい問題です。
治療とは、症状を取り除くことを目標にすることですが、
それは、どういうことなのでしょうか?
この障害は、おそらく、脳のはたらきに問題が、あると考えられます。
ですから、治療のターゲットは、脳になるのでしょうか。
自閉症スペクトラム障害の特徴
自閉症スペクトラム障害では、
典型的に次の3つの大きな特徴があります。
1.対人関係の障害
人に対して、または社会的な場面で良好な関係を築くことが難しいです。次のような傾向があります。
・周りの世界に無関心
・目が合いにくい
・他の子と遊ぼうとしない
・興味のあるものを見せたり、持ってくることをしない
2.コミュニケーションの障害
相手とお互いの意思の交流をはかることが難しいです。
・言語の発達に遅れがみられる
・会話がうまくできない(全くしゃべらない、一方的にしゃべりまくる、話がとぶなど)
・オウム返しが多い
・年齢に応じたごっこ遊びが出来ない
3.こだわり行動が強く現れる。
思考や行動の柔軟性が未発達であり、こだわりが強いという傾向があります。
・興味のパターンが強く決まっており、没頭する(時刻表や統計への興味。ある一定の物、形、色など物事が同じであることに強くこだわる)
・道順や物事の手順など、決まったやり方があり、融通が利かない(儀式行動)
・奇妙な運動のクセがある(手や指をふる、体をくねらせるなど)
これらを”治療”するということになります。
しかし、治療出来るのでしょうか?
脳に、何か栄養が不足しているのであれば、
その不足している栄養を摂取するということになります。
不足しているのであれば・・・・・
脳の精神面のはたらきが問題であれば、
精神面に働きかけるお薬を
服用することになります。
精神面の問題であれば・・・・・
後天的な能力は、絶望的なのでしょうか?
自閉症スペクトラム障害は、生まれたときに、
ある、先天的なハンディキャップです。
先天的なハンディキャップであるがゆえに、
後天的な能力は、育たないのでしょうか?
先天的なハンディキャップを超えることが
できないまでも、そのハードルを低くすることは、できないのでしょうか?
この記事の投稿者: 平田 祥
◆治療にこだわりすぎると言われる院長の紹介 ◆
必ず治りたい依頼主のために
「つらい症状」と「鍼の違和感や痛み」を天秤にかけた時に、あなたの鍼に対する「違和感や痛み」が出ないように、更に、希望に沿うように第一に治療します。しかし、「つらい症状」が取れるなら、「鍼の痛みや違和感」が出ても、鍼数や鍼の深さを深くして一刻も早く、あなたの症状を取る方を優先します。一見過激な治療のよう見えると思います。しかし、一刻も早く、「痛みや違和感」を取り除くためには避けては通れません。
治るなら赤字でも
1回10本程度置く鍼灸治療院があるとします。私は、1回に100本を置くことも普通にあります。 これは、1回に10本置く治療院の10回分に相当しますよね。1週間に1回治療したとして、10週間分、2ヶ月半分の治療にもなるのです。しかし、ここでは、100本でも200本でも、治療料金は、変わりません。こんな破天荒な治療なので「普通に赤字」になってますが、あなたが治るのであれば気になりません。こんな治療、身体への負担も大きいでしょうね。 あなたに良くなってほしいと強く思っているから、「治すこと」に妥協していないのです。
たかが「肩こり」、されど「肩こり」
例えば、「肩こり」・・・・・・「肩こり」のひどい患者さんが訪れ治療をしたときに・・・「こんな治療(長時間で丁寧な)をされたのは、初めてです。」と言われたことがあります。私は何を治療したのか?・・・とあらためて考えたことがあります。「肩こり」の部分を難しい病気に置き換える。
例えば、「糖尿病」「癌」「白内障」「脳性麻痺」・・・など
難しい病気の時だけ、全力投球?
そんな器用に使い分けはできません。
妥協なく全力なら、よくある「肩こり」でも、あなたの特別な「肩こり」になります。
それは・・ お金儲けのために・・?
「肩こり」ならコリのある部分だけに鍼を刺しても良いですよね。そのほうが、患者さんも「あー、「肩こり」の治療だから、肩に刺してるんだ」と納得してもらえます。「肩こり」なんだから、肩だけに集中すればいい。それが、「ダイレクトに商売」につながります。でしょう?でも、もし、「肩こり」を根本的に治療するとしたら、そして、「肩こり」を起こしにくい「身体」に修復するとしたら、「身体」全体を見る必要があります。加えて、時間も相当かかるし、技術的にも高度になります。
商売人なら、どんな治療でも「その問題の部分だけに集中しろ」と言うでしょう?。「肩こり」なら「肩こり」に集中!という具合に。それは、「単純に治療」することで、患者さんの回転を上げ、針代を浮かせて、「利益を得て儲かる」ということにつながります。もちろん、治療内容も患者さんに理解されやすい。「お金儲け」は、「世の中の常識」ですよね。
でも、「お金儲け」・・得意ではないんですよ。
職人としての判断「症状の再発を無くすために」
しかし私なら、基本的に「体全体の治療」をしたくなります。妥協してしまった「局所の治療(その場所の治療)」だけでは、再発する可能性が高いからです。「妥協をしない治療」とは、ベストを尽くして、それを積み重ねて、最後に完璧を目指す。そうなると、じっくりとその患者さんの病気に向かい合うしかありません。 しかし、それは、「危ない橋」を渡ることになります。なぜ、「体全体の治療」にこだわるのか?
なぜ、「危ない橋」をわたるのか?
それは、治療者、職人として、「あなたの体には何が必要なのか?」を判断したからです。あなたの体を「肩こり」を起こしにくい体にしたいから。まだまだ、生活を楽しんで欲しいから。ずっと、ずっと「元気」でいて欲しいからです。
おそらく、治療時間と回数は長くかかります。でも、あなたから得る利益、採算時間的な効率、あなた一人の予算には、目をつむること。無視することにしています。
それ相応の治療費をもらおうなどとは考えないことにしています。
ここが、「1番大切」なこと。
「安く治療してくれ」という要望に応えた訳じゃありません。「安く治療してくれるところ」は、巷にあふれています。そうでしょう?
わざわざ、「小さな鍼灸治療院」に来る必要はありません。
しかし、あえて、本院を選んでくれた「あなたの気持ち」だけに寄り添う「治療」がココには、あります。
私は、「たくさんの鍼」を刺しているのではありません。
あなたの「たくさんの幸せ」を一緒に探しているのです。
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◆ 院長 平田 祥
北九州市出身
・福岡教育大学卒業 <地学科 天体物理学>
・私立高校講師 物理 生物
・福岡県福津市内 公立中学校 理科講師
・鹿児島県 理科 教員採用試験に合格
・鹿児島県 正規 教員<教育公務員>
生徒指導主任、理科主任、道徳主任などを歴任
教育論文など発表 特選など受賞
退職
現在 鍼灸師