■性別 男性
■年齢 60歳代前半
■症状<傷害部位は左図の赤い部分>
・顔を上に向けると激痛が走る。(頚椎の変形)
・顔を左右に向けると激痛が走る。特に左を向く時は酷い。(むち打ち・頚腕症)
・背骨の変形(側弯症・側わん症)
交通事故に数回遭っていて、今度、交通事故に遭えば、命に関わる可能性があると主治医に言われているようです。
送信者 頚椎症 頸椎と胸椎が変形している患者さんの治療 |
治療の回数と治療の効果と改善
初回治療
治療の初回、
首や肩に違和感や痛みが出るところまで上を向いてくださいとの指示での写真です。
ほんの少し上を向くことで、痛みが出ています。<ほとんど上を向いていません。>
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初回治療終了後、首や肩に違和感や痛みが出るところまで上を向いてくださいとの指示での写真です。
治療前より痛みが減少し改善できています。
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2回治療後
2回目治療終了後、首や肩に違和感や痛みが出るところまで上を向いてくださいとの指示での写真です。
引き続き改善傾向にあります。
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3回治療後
3回目治療終了後、首や肩に違和感や痛みが出るところまで上を向いてくださいとの指示での写真です。
かなりの改善です。
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3回目治療中に、
頸椎と胸椎がジグザグにずれている
ことを見つけました。このジグザクを治療していきます。
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4回治療中
4回目治療中 マジックでマークをしてみると頸椎と胸椎がジグザグにずれている(側わん症・頚椎の変形)ことがハッキリします。
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5回目治療中
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6回目治療中
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7回目治療中
頸椎や胸椎の位置に変化がみられる。
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8回目治療中
さらに、頸椎や胸椎の位置(頚椎の変形)に良い変化がみられる。
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9回目治療中
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11回目治療後
上を向いたときの違和感や痛みはほとんど無くなりました。(頚腕症の改善)
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11回目治療後 頸椎、胸椎の位置は、真っすくな時が多くありますが、ズレているときもあります。
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15回目治療後
頸椎、胸椎の位置は、真っすくな時が多くなってきてます。
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16回目治療後
頸椎、胸椎の位置は、ほぼ正常と思われる位置に変化するようになってきました。
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治療の結果
頸椎、胸椎は、
1~2cm移動。最大で2.5cm程度の移動
ができました。
症状は、10年に3回という交通事故で 年数が立ちすぎているので、
治療効果は難しいと思われましたが、次のように
良い結果
になりました。
当院での治療前の
痛みや痺れ、違和感を10とすると、現在3 です。
【7ポイント<7割>の改善】
日常生活には、
ほとんど気が付かない
ようになっています。
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まとめ
・頸椎の病気では、痛み止めや湿布などでは、効果が現れ難いことがあります。
・頸椎での神経の圧迫などによる痛みや痺れ感は、痛みや痺れが出だしてから初期であれば、あるほど改善につながりやすいようです。
・このような鍼灸治療では、患者さんと相談しながら刺激量をコントロールし不快な治療にはなりません。