右膝うらの痛みの治療

膝の痛み
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■ 膝の呼吸

階段を降りる際の不意なこわばり、
立ち上がる瞬間の頼りなさ。
湿布を貼り、サポーターで締め付けることで、
依頼主はその警報を一時的に封じ込めてきたのです。

けれど、膝が求めているのは、
無理矢理に押さえつけ沈黙させることではありませんでした。
それは、身体のどこかで置き去りにされた過緊張で固くなった筋肉、
その筋肉の「重たい結び目」に気づいてほしいという、切実な問いかけですよ。

私は、その結び目を強引に解くのではなく、
膝が結び目で呼吸を止めた場所を探し当てるのです。

 

■ 夜にうずいて眠れない。

右膝うらの痛みの治療

【初診】

・右膝うらに痛みがあり、夜もうずいて、

眠られない時がある。

・右膝周辺がはれている。

■ 病院?・・・3件も行きました。しかし・・

病院へ3件ほど行ったが
手術するほどでは無いと言われた。

膝裏の痛みは、
単なる局所の炎症として捉えるには不十分です。
物理的な視点で見れば、膝裏(膝窩部)は、
腰椎から殿部を経て足先まで続く「巨大な神経と血管の交差点」です。

膝裏に痛みを感じる方の多くは、
その上流にある腰部のインナーマッスルや殿筋群に、
無自覚な「過緊張の筋肉の固さ・防御性収縮」があります。
上流でホースが踏まれているように、
神経の滑走性が失われると、
その歪み(張力)は交差点である膝裏に最も強く現れることがあるのです。

依頼主のアプローチは、
結果である膝を揉むことではなく、
原因である「上流の閉塞」を特定することにあります。
深層にある神経の絞扼(こうやく)を鍼というデバイスで物理的に解除することが必要です。

 

■ 何処に行っても治らない・・でも・・治ります。

【4回終了時】

・ひざうらの痛みは、一番酷い時を10として、

厳しく判定して、6(4割程度の改善)

夜もうずくことが無く、調子が良い感じ。

・右ひざのはれが、小さく自覚できるほど改善。

 

本気に治療したいのであれば、記事の続きと・口コミをどうぞ
右膝うらの痛みの治療

依頼主の身体に必要なのは、
一時的な緩和という安らぎではありません。
身体という複雑なシステム、神経の走行、血管の走行といった設計図に基づいた修復(メンテナンス)です。

「膝の痛みが消える」とは、言い切れません。
しかし、私はこう信じています。
「構造が整えば、機能は自ずと回復する」ということです。

膝を悪者にするのは、もう終わりにしましょう。
膝は、腰や背中が背負いきれなかった負担を、
けなげに引き受けていただけなのかもしれません。

 

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