■ 「肉離れ」のストーリー 最初は? その後は?
■ 発熱・痛み・ツッパリ感
「肉離れ」は、最初、発熱、痛みがあります。
その後、ツッパリ感・ひきつれ感が残ります。
以前のように柔軟に運動できないのは、その「後遺症」のためです。
今回は、ハムストリングスの「肉離れ」の治療についてポイントを整理してみます。
■ 依頼主について
プロラグビー選手。 福岡県宗像市在住。
ハムストリングスの肉離れは、4か月前。
以後、練習中に違和感と痛みが取れない。
■ 伝えたい・・そもそも「肉離れ」とは?
■ 簡単に言えば筋肉が裂けています。
そこで、筋肉が壊れます。
筋膜と筋線維が損傷しています。
「肉離れ」は、 打撲とは違います。
「筋肉」が裂けるような感じで、損傷です。広範囲に面の場合、線状(すじ状)の場合があります。
■ どんな後遺症が残るのか。その末路は?
■ 損傷して「硬くなった筋肉」は、収縮できない。
この部分は、柔軟性のある筋肉ではありません。
収縮できない筋肉になってしまったのです。
筋肉の柔軟性がないので、パワーが失われているのです。
パワーがかけられない状態になっているのです。
柔軟性がないからです。、
最悪の場合、「アキレス腱」などの「腱」の断絶などに移行していきます。
■ どうしたら治るのか?・・復活の可能性は?
■ 硬くなった筋肉を「物理的」に柔らかくします。
「硬い部分」を柔らかくするためには、その場所にたくさん鍼を置くことです。
硬い部分を粉砕して柔軟性を回復させていきます。▲補足1)お風呂でマッサージするとよいとか、ストレッチがよいとか言われていますが、それが間違いというほど固いです。プロラグビー選手、競輪選手、脳性まひ、脳こうそくなどで筋肉が木のように固くなっている方が来院されています。
注射針のように太くなく、鍼は、かなり細いので、
繊細に、そして、微小に治療(壊す・再生)することが可能なのです。
復活の可能性は、深刻な状態でない限り、かなりあります。
■ 治療するとは?・・・
■ それは、「筋肉の再生」を意味します。
「柔軟な筋肉に再生」していきます。その際に重要なことは、メスやハサミのように【大きく傷つけない】ことです。「筋肉の再生」を鍼灸治療ができるのです。
■ ハムストリングスの鍼灸治療 1回目
■ 筋肉が硬いので、針が刺さりません。
■ 実際に鍼を置くとどんなことがわかるのか・・・
■ いろいろなことがわかります。
1硬さ
2その硬い場所の深さ
3癒着
4範囲
■ その上で必要なことは?
■ マッサージは、意味がありません。ストレッチも同様です。
筋(すじ)のように固まっているからです。
筋(すじ)のように固ってしまえば、アキレス腱をマッサージしてもストレッチしてもやわらかくなったり、伸びたりしないのと同じだからです。
■ 実際の治療のようす。1回目
■ ハムストリングスの鍼灸治療 2回目
本数も減りました。
何よりも、針さえ通さない
ほど、硬かった筋肉が
今日は、柔らかい。
良かった(^O^)/
試合、頑張って欲しい!!
■ 曖昧に治療するのか?徹底的に治療するのか?
・青森県 プロアスリートの治療例
・福岡県 市民ランナーの治療例
▲戻る1 | お風呂でマッサージするとよいとか、ストレッチがよいとか言われていますが、それが間違いというほど固いです。プロラグビー選手、競輪選手、脳性まひ、脳こうそくなどで筋肉が木のように固くなっている方が来院されています。 |
---|