最初に、
議員インターシップ、とても貴重な経験ですね。
そして、時々、活動の様子をFBで拝見してましたが
とても、真剣に取り組んでいることが伝わってきました。
素晴らしいと思います。
感想文も読ませて頂きました。
とても、好感が持てるものだと思います。
さて、
感想と言うのは、何かを評価することだと思います。
まして大人が評価するということは、
同時に、評価されることでもあります。
私の仕事で言えば、
怖い、痛そうな鍼を骨まで刺す仕事ですが。笑
ほとんどの人は、
身体に鍼を刺して何かを治すなんて、想像がつかないし、
意味なんて無いんじゃないの? 笑
そして、信じられないと思います。
私自身も信じられないです。笑
でも、
私は、意味の無いと思われているものを
意味のあるモノにするために、
患者さんに鍼を刺した後、
鍼を刺す前と刺した後で、
温情抜き、義理抜き、気遣い抜きで、
評価してもらうことにしています。
10点満点で。
決して、
身体を診る商売でありがちな「ほら、治ったでしょう?」みたいな、
誘導尋問のようなことは、一切しないことにしています。
それは、私が当り障りのない評価や感想、
治療効果が無いものを有るように思わせる誘導を患者さんに
言えば、適切な治療の機会を失うことになるからです。
当り障りのない評価をすることは、
大人のたしなみでもあります。
さらに、
大人の常識の常識的な部分を試されていることでもあります。
しかし、この常識に慣れてしまうと決断力や実行力を
失わせてしまう麻薬のようなものにもなると、私は思っています。
自分に対する他人からの評価を厳しいモノにする事を嫌って、
相手に正確ではない甘い評価や感想を言う。
それは、責任の所在もはっきりしなくなることです。
私の仕事で言うと、
患者さんに寄り添い、甘い言葉をかけることは、
私の生活の安定とお金儲けには有効でしょう。笑
しかしながら、
いろいろな治療院を巡り巡って、
最後に私のところに来る患者さんの中には、
ガンなどの大きな病気の発見が遅れている人もいます。
もちろん、手遅れです。
でも、
「なぜ、その時に別の検査を勧めてくれなかったのか?」と
前に治療していたところに言う人は、いません。
言えないのでしょうね。
それは、
前に治療をしていた人たちは、
生活や経営のために甘い言葉を患者さんにかけることで
自分の責任を薄めていたのでしょうね。
責任を持つということのひとつは、
相手を厳しく評価することでもあります。
それは、同時に、自分も厳しく評価されることです。
これは、とても怖いことなのかもしれません。
十分に、大人になるということは、
避ける傾向は、強くなるものです。
しかし、
特に若者には、
未来のある若者には、
良くも悪くも自分を正確に評価してもらう事に恐れてほしくないものです。
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