【肝硬変〔症〕】かんこうへん〔しょう〕hepatic cirrhosis《hepatocirrhosis》
肝のび漫性の病変として,結節性再生(偽小葉),間質性隔壁の形成,および肝小葉構造の改築をきたした病態をいう.慢性肝疾患の終末像である.臨床的には,肝不全の有無によって代償性および非代償性,肝病変,特に炎症の有無によって活動性および非活動性に分類される.肝病変の形態によって肥大性および萎縮性に分けられる.肝組織像によって種々の分類法が行われているが,いずれも結節の大きさ,間質の幅によって分類される.長与の甲・乙分類,三宅の甲・甲′・乙・乙′分類,Havana分類,Gall分類,Acapulco分類がある.病因として,ウイルス性肝炎,アルコール性肝障害,寄生虫,慢性胆汁うっ滞,循環障害,ヘモクロマトーシス,Wilson病などがある.症状は肝腫,脾腫,肝機能障害による低アルブミン血症,出血傾向,貧血,黄疸,肝性脳症とともに,肝血流障害による門脈圧亢進症と,これによる食道静脈瘤,腹水などが主要なものである.診断は肝機能検査のほか,肝シンチグラム,腹腔鏡検査,肝生検などによる.肝硬変は一般に進行性の経過を示すものが多く,肝硬変と診断されてからの五年生存率は50%以下である.しかし,適当な治療によって長期にわたり病状が進行しない症例もある.主要死亡原因は肝性脳症,消化管出血,肝癌合併である069
To treat by Acupuncture and Moxibustion
(a) Body Acupuncture
Prescription: Ganshu(BL18),Pishu(BL20),Zhongwan(RN12), Qimen(LR14), Taichong(LR3),Xingjian(LR2)
(a) Ear Acupuncture
Prescription: Pt. Liver, Pt. Spleen , Pt. Stomach, Pt. Subcortex, Pt. Kideny Pt. Shenmen.